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親子でも出来る「考える野球」 日常会話で成長の後押しを


親子でも出来る「考える野球」 日常会話で成長の後押しを

 コラム  2020/8/3

スポーツ選手が能力を高めるためには、練習などで体を動かすことが最も効果的であることは言うまでもない。野球で言うならば、投げ込みや素振りを繰り返し行うことにより動きを身体に覚えさせることが、選手としてのパフォーマンスを高める手段とも言える。

 

そして、子供たちが成長していく上で、身体だけでなく、頭を動かすことも大きな意味を持つことが昨今のプロ野球界では叫ばれてきている。子供たちにとってもそれは例外ではなく、また、親子の間でも毎日の様に「考える野球」のイメージを膨らませることができる。考えることの意味、そして大きなメリットとなる事を紹介するのが今回のテーマだ。

 

■考える機会は練習の場以外でも

幼少の頃よりスポーツを続けていく上で、クラブや部活動の中では身体を動かすとともに、指導者の話を聞き、考える時間も少なくない。頭で考えることもプレーヤーとして、特に子供たちにとっては重要であることは間違いないだろう。

 

そして指導者が行うだけでなく、野球少年・少女を持つ親御さんにとっても、子供の成長に繋がる会話を交わすことも可能だ。たとえばこんな言葉を投げかけてみるのも面白いかもしれない。

 

「今年の堂林選手はどうしてこれだけの活躍が出来ているの?」

 

今季、プロ11年目にしてレギュラーに定着、打率も3割を大きく越えるなど持ち前のバッティングセンスを目覚ましい程に発揮している広島カープの堂林翔太選手。一軍出場すらままならなかった昨季までと比べると、カープファンのみならず、その活躍ぶりには多くのファン、関係者も驚かされている。

 

球界全体がその変貌ぶりに注目しているといっても過言ではない今シーズンの堂林選手について、子供たちに問いかけてみると果たして、どのような答えが返ってくるだろうか? そして、その質問をすることこそ、子供たちの視点を広げ、思考をさらに高めていける可能性があるのだ。

 

 

■球場、家庭でも尽きることのない「野球の会話」を

堂林選手の好調の要因として、身体の使い方など技術的な向上や、監督交代など環境の変化などが挙げられている。元々、長打力も備えていて、新人の頃よりカープの中心選手としての期待が高かったプレーヤーだ。何よりも、今季はこれまでになかったボールに対する強い気持ち、さらには自信がプレーから感じられている。

 

もちろん、子供達にはそういった「答え」を求めているわけではない。

投げかけられた質問に対し、答えを導きだそうと考えることが子供たちにとって大切だ。そして、それにより自らの成長も促す要素も大きく、柔軟な思考や発想が、自身の行動にも様々な場面で反映されていく。そして、その子供たちの背中を押せるのは周囲の大人であり、親の役割でもある。親子での「野球会話」は日常のそこかしこで行うことができるはずだ。

 

プロ選手がいかにして課題を克服したか、プレーを向上させたかなどを、教えられるだけでなく自らで考えることは、子供たちにとって身体を動かすことと共に重要となってくるだろう。学校での勉強だけでなく、大好きな野球をする中でも、どれだけ子供たちが「考える」機会を得られるかが選手としての能力に影響を及ぼす。そして、親が投げかけるべき問いかけや、考える題材となる選手・プレーなどは、プロ野球には数えきれない程、存在する。親子でプロ野球を観ていく上では、そういった話題は決して尽きることはないのではないだろうか。(佐藤文孝)

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